アルツハイマーが治る時代がくる?

大阪は29℃です・・・。

ついに夏になってしまいましたね。といってもまだ五月です(-_-)

急な温度変化で体調を崩さないように気を付けてくださいね。


さて今日は、今話題の先制医療についてご紹介します。

先制医療とはあまり聞きなれない言葉かもしれません。

先制医療は予防をさらに進化させた医療です。

予防とは病気を未然に防ぐことで病気で苦しむ人を減らし結果的に医療費介護費を抑えるというものです。

分かりやすい例でいうと、最近話題ですが個人の唾液を送って遺伝子検査をしてくれて、自分がどんな病気にかかりやすいか、太りやすい体質か疲れやすい体質か調べてくれる検査がありますが、そういったもののことです。

実は患者様との会話の中でこの遺伝子検査をされた方がいらっしゃいまして、その方は5000円くらいで唾液を送ったら三週間後に自分のかかりやすい病気や今の身体の形!?まで当てられたそうです。遺伝子でほぼわかるといっても過言ではないのですね。私も真剣にやりたいです(笑)

実は遺伝子情報でアルツハイマーになりやすいということも分かるようになっています。脳内のたんぱく質の種類でアルツハイマーになりやすい人なりにくい人がきまっているそうです。またアルツハイマーの原因物質といわれているタンパク質「アミロイドβ」が脳内に溜まっていくと認知症に近づいていきます。

PETという脳の画像診断でどのくらい認知症に近づいているのか、認知症の自覚のない人でも予測診断ができるようになっています。

現在、すでにこの認知症の原因物質アミロイドβを溶かす薬も開発されていますが、その薬を認知症と診断されてから投与したのでは無効です。

脳の細胞は一度死ぬとほとんど再生はしないのです。

アミロイドβは認知症と診断される20年前から徐々に溜まっていきます。

軽度の物忘れが起こる段階ではこのアミロイドはピークにたまっています。

ですので重要なのは診断されるずっとまえに先制医療を行うことです。

アメリカではかなり前段階から認知症になりやすい人を遺伝子検査で選び、アミロイドβを溶かす薬を投与する治験が行われています。

もしこれが良い結果としてあらわれると将来的に認知症も予防改善していけるようになるでしょう(^^♪

 

今後は寿命がどんどん伸びていき100歳まで生きることが当たり前な世の中になっているかもしれません。

認知症も改善され、がんなども改善されていけばあとは身体本体の健康が大切ですね。寝たきりになってしまったら元も子もありません。

日々自分の体をいたわり、寝たきりにならないように筋肉や体力をつけていきましょう(*´ω`)

めぐりでは皆様の健康のサポートをしています。いつでもお気軽に何でもご相談くださいね。